アウトレットの一覧、楽しみ方、活用法、疑問などの情報をまとめたアウトレットを知り尽くすサイトです。

当サイトはアウトレットについて真剣に考えたサイトです。「アウトレットって安いの？」という話から、実際に働いている人からも話を聞いたりしました。少しでも参考になれば、幸いです。

本来とは違う　−実状ー

本来とは違う、最近のアウトレットです。アウトレットに行き、買い物を楽しんでいますか？アウトレットは、2000年頃から、日本で急激に増え始め、昨今に至ります。アウトレットは、元々は商品を作る段階で、事情があり売り物にならなくなってしまったものを販売する所です。例えば、色が違う、糸のほつれ、シミができてしまったなどです。これは、衣服だけではなく、食品にもあります。形が悪いジャガイモ、割れてしまった煎餅、パッケージに傷がある飲み物などです。つまり、アウトレット製品とは、昔からありました。それを一部店舗だけではなく、全国的に広まったのが、2000年頃なのです。

これを元に話を進めていきます。元々、アウトレット製品はありました。アウトレットうを買うことのできる場所は、存在していました。ただし、売り物にはならないと言って、廃棄する、食べ物だったら作り手だけにしか渡らないなどがありました。では、そんな商品を2000年頃にアウトレットが流行りだして、定期的に品物を搬入することができるのでしょうか？

答えは、無理です。できるわけがありません。現在、日本国内にあるアウトレットモールは20箇所以上です。そこに製品が途絶えずに、搬入し続けられるのか？無理です。元々は、廃棄しているにしても、そんなに売り物にならないものなんて、できるわけがありません。仮にできていたら、生産ラインに問題があります。それと、生産が海外の場合、不適格商品を輸入してまで、搬入しますか？おかしいですよね？

話をまとめると、現在のアウトレットは、本来のアウトレットとは違います。アウトレット商品(本来の売れ残りや、ミス商品)が大幅に減り、アウトレット専門商品(アウトレット用に開発された商品)が多くなっているという事実です。全部とは言いません。ですが、ほとんどがアウトレット専門商品です。実際に、アウトレット商品は、ここ最近見ることが減りました。むしろ、ほとんどが正規の店のような綺麗な商品が並んできます。

好きなブランドがあり、毎シーズンブランドの商品を見ている人は、口を揃えて言います。「アウトレットで商品を買ってはいけない。騙されているようなものだと」考え方次第ではありますが、アウトレットが本来の意味とはずれてきているのは、本当の話です。